「三国志 第三巻」(文春文庫 宮城谷昌光)を読み始めました。
(時間がないので人名はカタカナで表記します)
第三巻ですがまだ黄巾の乱が終結していません。コウホスウ将軍やシュシュン将軍が黄巾の賊を討伐している頃です。
ソウソウやソンケンといった前半の主役たちがまだ表舞台にたっていません。
宮城谷版が他と異なるのは普段スポットがあたらない人が目立っていたり渋くなっているところでしょう。
ソンケンの引き立て役と化すはずのシュシュン将軍が妙に渋いのが本巻冒頭の特徴でしょう。
無能とされる霊帝の心情に対してわずかですが触れている点も新鮮でした。
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