「姫剣(1)」(少年画報社YKコミックス 桑原真也)を読みました。
女の子の画がかわいい。「ハバキ」とあったので「アラハバキ」を連想しました。でも妙に八十年代の香りがするのです。
冒頭のカラーページの構成が昔の美少女マンガに近い?ような雰囲気がしました。
ヒロイン(主人公)の挨拶から始まるのですが「~冒険にお付き合いください(はーと)」とあり、ここで違和感を感じました。
さらにめくると、モブがみんなこれでもか!というくらい悪人顔である。
全体の印象が北斗の拳に近い感じがしました。北斗の拳をちゃんと読んでいないので思いこみで話しているかもしれません。
中身は七人の仲間を求めて旅をするお話です。舞台が古代の日本ではないかと考えられます。
ライバル役であるカジカの会話が全体を通してわざとらしくぎこちないものです。
戦いの場面は迫力があり悪人面した男どもを斬り捨てていくので爽快感があります。
どこかしらに漂う古臭ささえ気にしなければ面白いと感じられる作品ではないでしょうか。
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