「擾乱の海(2)」(学研 横山信義)が読み終わりました。
無線通信が不可能なまま大東亜戦争に突入してしまった日本。
前巻で真珠湾強襲により石油タンクの破壊に成功しましたが、今回は南方が舞台です。
「マレー沖の雷砲」
主人公はサー・トム・フィリップス。通称親指トム。
正史では陸攻によって袋だたきに遭うはずが、本戦記では無線が使えません。
第22航空戦隊がF2Aバッファローに阻まれ、ポムポム砲にたたき落とされる。
空中集結ができないまま小編隊による五月雨式の航空攻撃しかできない。
プリンス・オブ・ウェールズ、リパルスを始め、彼女らを守る駆逐艦エレクトラ、エクスプレス、テネドス、ヴァンパイアで構成された”Z”艦隊。
対する大日本帝国海軍第二艦隊。
落後する金剛、榛名。
雷砲により鬼怒は轟沈した。
とりあえずロイヤルネイビーがかっこよすぎます。
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