「天空の荒鷲 風船爆弾部隊米本土襲撃」(ジョイノベルス 子竜螢)を読みました。
風船爆弾です。ついに風船爆弾ネタが現れました。
書店に行くとガタイの良いおじさんが時空の旭日旗を立ち読みしていたのですが、その横で風船爆弾を発見しました。
QEDの新刊と一緒に即購入しました。
レイテ戦後らしく旧日本海軍は水上戦力のほとんどを喪失しており、陸海軍がせっせと風船爆弾作りに励みます。
オランダ人記者から風船爆弾の戦果を知った日本軍は有人風船爆弾を送り込み、アメリカ本土がパニックに陥っていくというのが話の流れです。
B29を強奪した風船爆弾部隊がニューヨークに突っ込んだり、ロスアラモス研究所が吹っ飛んだりと架空戦記にしては地味な兵器の割に大きな戦果を上げているあたりが意外な展開です。
そして何よりびっくりしたのは「第一巻 了」の文字でした。
どうやら続刊があるようです。
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