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2024/05/10 (Fri)
昔書いた記事とほぼ同じなのですが、Ubuntu Server 11.10で試した手順を記述します。

当時ホストオンリーアダプタに関して理解できていなかったので、久しぶりにネットワークを設定したらハマってしまいました(^_^);;

当記事では以下の内容を取り扱います。
--------------------------------------------------------------
1.ログイン時のコンソール文字化け対策
2.ネットワーク設定
2-1./etc/network/interfaces
2-2./etc/resolv.conf
2-3.network再起動
--------------------------------------------------------------
当記事の条件
VM:VirtualBox
OS :Ubuntu Server 11.10 x64
ネットワーク(eth0):ホストオンリーアダプタ
ネットワーク(eth1):NAT
※ご自分の環境に合わせて適宜読み替えてください。

事前確認
ホストOS側の設定:
コントロール パネル\ネットワークとインターネット\ネットワーク接続
ーVirtualBox Host-Only Network
ーープロパティ
ーーーTCP/IPv4→プロパティ

IPアドレスとサブネットマスクの値を確認し、メモを控えておきます。
ここでは例として「192.168.0.1/255.255.255.0」とします。

ホストオンリーアダプタを仮想L2スイッチとして見立てますから、ゲストOSに対しては

IPアドレス:192.168.0.2~192.168.0.254
サブネットマスク:255.255.255.xxx

を設定します。

同一セグメントにすることでホストーゲスト間の通信を可能にします。
1.ログイン時のコンソール文字化け対策
◇任意のユーザでログイン後、ディレクトリのファイル一覧を取得する
$ ll
一覧の中に「.bashrc」が存在することを確認する。

◇SSH接続時、コンソールの文字コードをUTF-8に設定する
$ sudo vi .bashrc

ファイルの末尾に以下の記述を追加します。

case $TERM in
linux) LANG=C ;;
*) LANG=ja_JP.UTF-8 ;;
esac

--------------------------------------------------------------
2.ネットワーク設定
2-1./etc/network/interfaces

ここではネットワークの設定を行います。
インストール時に作成したユーザを使います。

$ sudo vi /etc/network/interfaces

パスワードを求められたら、ユーザのパスワードを入力します。

インストール時にeth0をデフォルトとした場合、以下のように初期表示されます。
【変更前】
# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback

# The primary network interface
auto eth0
iface eth0 inet dhcp

【変更後】
※ここでは例に従って「192.168.0.xxx」を設定しています。
# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback

# The primary network interface
auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.0.100
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.2.255
# DNSを使用する場合は以下の一文を挿入する
dns-nameservers 192.168.0.100

# The secondary network interface
auto eth1
iface eth1 inet dhcp

2-2./etc/resolv.conf
DNSサーバの記述をした場合、こちらも記入します。
【変更前】
nameserver IPアドレス

【変更後】
nameserver 127.0.0.1

【メモ】
search
DNSに名前解決のため問い合わせする時、検索リストを記述します。
完全修飾形(FQDN)にしたい省略形を半角スペースで区切って書きます。
search localhost.localdomain local
とすれば、localと書いてやることで、DNSには「localhost.localdomain」に直して問い合わせるようにできます。
検索リストは通常ローカルドメイン名から決定されます。
Windows のDNSサフィックスに該当します。

nameserver
最低限必要なものです。ネームサーバのIPアドレスを指定します。

※参考資料
RESOLV.CONF
http://linuxjm.sourceforge.jp/html/LDP_man-pages/man5/resolv.conf.5.html

※DHCPを利用する場合の注記※
今回の環境ではeth1にNATを割り当てています。
したがってDHCPからIPアドレスを受け取ったとき、resolv.confがリセットされてしまいます。

これを回避するためには以下の設定を行います。
$ sudo apt-get install dnsmasq
インストール可否を聞かれたら y を押す。

DNSを自分自身に設定します。
$ sudo vi /etc/dhcp/dhclient.conf

【変更前】
#prepend domain-name-servers 127.0.0.1;

【変更後】
prepend domain-name-servers 127.0.0.1;

再起動後、確認のため以下のコマンドを実行します。
$ cat /etc/resolv.conf

nameserver 127.0.0.1
が追加されていれば、dnsmasqが問題なく動いていることが分かります。

【参考資料】
UbuntuにDNSキャッシュを
http://saramac.main.jp/blog/archives/010641.html

第20回 いろいろなキャッシュ:dnsmasq, cache proxy
http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0020

2-3.network再起動
ネットワークの設定を有効にします。
$ sudo /etc/init.d/networking restart

--------------------------------------------------------------
以上

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